わき立つ民論
著者
書誌事項
わき立つ民論
(ちくま学芸文庫, [ニ-9-2] . 日本の百年||ニホン ノ ヒャクネン ; 2)
筑摩書房, 2007.7
- タイトル読み
-
ワキタツ ミンロン
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注記
年表: p523-530
「改訂版日本の百年:2 わき立つ民論」(筑摩書房1977年12月刊)を底本とし「日本の百年:9 わき立つ民論」(筑摩書房1963年9月刊)「記録現代史日本の百年:9 わき立つ民論」(筑摩書房1967年9月刊)を参照した
内容説明・目次
内容説明
開国以来、日本の歩んできた100年、そこに生きた人々、当時の雰囲気、世相風俗を浮き彫りにした、臨場感あふれる迫真のドキュメント。公式記録や史料、体験談、新聞、雑誌、回想録、流行歌にいたるまで多方面から取材し、時代の種々相を写し出した記録現代史全10巻。復刊を待望された名著の文庫化。第2巻は、政府が近代的国家制度を整備するさなか、西南戦争の勃発を契機に澎湃としてわき起こった自由民権運動の時代。この運動は、鹿鳴館のはなやかな舞踏会風景と交錯しつつ、多くの矛盾や夾雑物を内包しながらも野性的なエネルギーを爆発させて、近代日本史上最大の政治運動として渦巻く。
目次
- よしや南海苦熱の地でも
- 第1部 自由民権の季節(不安と動揺の渦中で;国会開設をめざして ほか)
- 第2部 すすむ開化、ゆらぐ農村(地方政治の衣がえ;国民皆兵の名の下に ほか)
- 第3部 鹿鳴館の内と外(鹿鳴館時代;新日本の青年像 ほか)
「BOOKデータベース」 より