グローバル化か帝国か
著者
書誌事項
グローバル化か帝国か
法政大学出版局, 2007.7
- タイトル別名
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Globalization or empire?
- タイトル読み
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グローバルカ カ テイコク カ
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注記
参考文献: p280-302
内容説明・目次
内容説明
グローバル化と帝国は、アメリカを媒介にしたパラレルな現象である。アメリカの南部経済と冷戦状況から新自由主義的グローバル化が、そしてアメリカの経済的・軍事的単独行動主義から新自由主義的帝国が解き明かされる。アメリカ型のグローバル化は、合わせ鏡のように国内外に反響し合いながら、いたるところで紛争や不平等を再生産している。さまざまな文化的な言説はこうした不平等なグローバル化を説明できないままでいる。アメリカ例外主義の傲慢に対するひとつの対抗策は、アジアとヨーロッパの連携にある。本書は、このような問題関心が必然的に要請する包括的・複合的な視角から、アメリカによるグローバル化と帝国の増幅過程を描きだす。
目次
- 第1章 新自由主義的グローバル化
- 第2章 権力のシナリオ
- 第3章 隠喩としての帝国
- 第4章 新自由主義的帝国
- 第5章 グローバルな不平等—政治への回帰
- 第6章 紛争—労働、戦争、そして政治の技術
- 第7章 北と南のグローバル化
- 第8章 超・超大国例外主義
- 第9章 資本主義の多様性—エンロン以後のアジアとヨーロッパの対話
「BOOKデータベース」 より