中国を動かす経済学者たち : 改革開放の水先案内人

書誌事項

中国を動かす経済学者たち : 改革開放の水先案内人

関志雄著

東洋経済新報社, 2007.8

タイトル別名

中国を動かす経済学者たち : 改革開放の水先案内人

タイトル読み

チュウゴク オ ウゴカス ケイザイ ガクシャ タチ : カイカク カイホウ ノ ミズサキ アンナイニン

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注記

参考文献: 各章末

現代中国の歩み: p302

内容説明・目次

内容説明

中国では市場経済化が急速に進む中、効率性を重視する「新自由主義者」と公平性を重視する「新左派」の間で、貧富の格差にどう対応するか、国有企業を民営化すべきか、市場経済化の功罪は何かといった政策課題について、論争が繰り広げられている。本書はその論争を、わかりやすく整理し紹介するものである。

目次

  • 経世済民の時代
  • マルクス経済学から新制度経済学へ—中国における経済学の主役交代
  • 計画経済から市場経済への移行—中国の経験と教訓
  • 新自由主義者に挑戦する新左派—市場化改革を巡る大論争
  • 所有制改革の立役者:董輔〓(じょう)と〓(れい)以寧—国有企業改革と民営企業の発展に貢献
  • 市場経済の立役者:呉敬〓(れん)—協調改革論を提唱
  • 中国制度学派のパイオニア:張五常—中国の資本主義化を予見
  • 海外で活躍した経済学者:楊小凱と銭穎一—移行期における政府のあり方を模索
  • 「洋博士」の代表格:林毅夫—比較優位戦略を提唱
  • 国情研究の第一人者:胡鞍鋼—政府と市場、公平性と効率性のバランスを模索〔ほか〕

「BOOKデータベース」 より

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