新音楽の哲学
著者
書誌事項
新音楽の哲学
平凡社, 2007.7
- タイトル別名
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Philosophie der neuen Musik
新音楽の哲学
- タイトル読み
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シンオンガク ノ テツガク
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注記
原著(Europäische Verlagsanstalt, 1958)の翻訳
内容説明・目次
内容説明
この世界のあらゆる暗闇と罪を、新音楽は自らに引き受けた。新音楽の幸せのすべては、不幸を認識することにあり、新音楽の美のすべては、美の仮象を断念することにある。個人であれ集団であれ、新音楽と関わりをもちたいと思う者はいない。その音楽は、耳に届くことなく、こだますることもなく、やがて消えてゆく。“新音楽”は、破局の時代に対する批判たりうるか。待望の新訳決定版。
目次
- 序論(題材の選択について;新しい妥協主義;虚偽的音楽意識 ほか)
- シェーンベルクと進歩(作品の動揺;素材の傾向;仮象と遊戯に対するシェーンベルクの批判 ほか)
- ストラヴィンスキーと復古(真正さ;意図の喪失と犠牲;根源現象としての手回しオルガン ほか)
「BOOKデータベース」 より