ルポ最底辺 : 不安定就労と野宿
著者
書誌事項
ルポ最底辺 : 不安定就労と野宿
(ちくま新書, 673)
筑摩書房, 2007.8
- タイトル別名
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最底辺 : ルポ : 不安定就労と野宿
- タイトル読み
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ルポ サイテイヘン : フアンテイ シュウロウ ト ノジュク
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注記
参考文献: p249-254
内容説明・目次
内容説明
野宿者(=ホームレス)問題が深刻化している。失業した中高年、二十代の若者、夫の暴力に脅かされる母子。いま、帰る場所を失った多くの人びとが路上生活に追い込まれている。他方では、多くの若者がフリーターや派遣社員として働いている。その数およそ400万人。遠くない将来、彼らも「若者」ではなくなる。そのとき、社会はどうなるのか…。大阪・釜ヶ崎で野宿者支援活動に20年間携わってきた著者が、野宿者とフリーターの問題を同じ位相でとらえ、日本社会の最底辺で人びとが直面している現実を報告する。「究極の貧困」を問うルポルタージュ。
目次
- はじめに 北海道・九州・東京、その野宿の現場
- 第1章 不安定就労の極限—80〜90年代の釜ヶ崎と野宿者
- 第2章 野宿者はどのように生活しているのか
- 第3章 野宿者襲撃と「ホームレスビジネス」
- 第4章 野宿者の社会的排除と行政の対応
- 第5章 女性と若者が野宿者になる日—変容する野宿者問題
- 第6章 野宿者問題の未来へ
「BOOKデータベース」 より