虫食む人々の暮らし
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書誌事項
虫食む人々の暮らし
(NHKブックス, 1091)
日本放送出版協会, 2007.8
- タイトル読み
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ムシ ハム ヒトビト ノ クラシ
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注記
主要参考文献: p208-213
内容説明・目次
内容説明
東南アジアの田んぼで、アフリカのブッシュで、岐阜の森で、世界中の人たちが、顔をほころばせて昆虫を味わっている。虫を採り、食すことで、生命と環境に五感で触れているのだ。バッタを狙い、カメムシを買い求め、ヘボを愛する中で、カラハリ砂漠の子どもは狩猟民として生きていく術を学び、ラオスの人は都市化で消えゆく「野生」を取り戻す。つまり昆虫食とは、自然と対話して恵みを得る智恵なのだ。日本中、世界中の昆虫食を追って旅してきた著者が描く、昆虫と人間が相互に深く交わる、豊かで美味しい営みの姿。
目次
- 序章 虫と営みを重ねて
- 第1章 営みが虫をはぐくむ—虫とともに生きる人々
- 第2章 大地という食卓—地球のグルメ、イモムシ
- 第3章 野生を取り込む智恵—カメムシの「臭さ」を生かす
- 第4章 虫に恋して—スズメバチのロマン
- 第5章 虫に向かって開く—昆虫食的認識へ
「BOOKデータベース」 より