イラン音楽 : 声の文化と即興
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イラン音楽 : 声の文化と即興
青土社, 2007.8
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イラン オンガク : コエ ノ ブンカ ト ソッキョウ
Available at / 122 libraries
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Tokyo University of Foreign Studies Library
A/762/6263340000626334,
付属CDA/762/626334/AV0000261818 -
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Note
付属資料: CD(1枚 ; 12cm)
引用文献: pxi-xiv
Description and Table of Contents
Description
イラン伝統音楽の「即興」概念を考える上で、「個人の創造性」という視点はどこまで妥当なのか。ウォルター・オングの「声の文化」的精神と「文字の文化」的精神という対比項を援用しながら、演奏者にとってそもそも「自由」や「個性を発揮」というようなあり方が、近代西洋的な意味合いで—「義務的要素」と対置されるような字義通りの概念として—存在しているのかどうかを再検討し、イラン音楽における「作者」「作品」の概念までを問い直す。
Table of Contents
- はじめに—問題の所在
- 第1章 ラディーフとはなにか—その再定義にむけて
- 第2章 読譜行為を支える声のイメージ
- 第3章 即興概念—即興モデルと対峙する演奏者の精神と記憶のあり方
- 間奏 「語りの文化」としてのイラン音楽
- 第4章 チャルフ—演奏形式と楽曲構造にみる「廻り」のパラダイム
- 第5章 グーシェ(旋律型)分析
- 第6章 即興を学ぶコンテクストの変容—「書くという精神構造」がイラン音楽の営みに及ぼした影響
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