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日本中世社会構造の研究

永原慶二著

(永原慶二著作選集 / 永原慶二著, 第3巻)

吉川弘文館, 2007.9

タイトル読み

ニホン チュウセイ シャカイ コウゾウ ノ ケンキュウ

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内容説明・目次

内容説明

1960年代に執筆された論考をまとめた第二の論文集で、「第1部 経済・社会構造をめぐる基礎研究」を収録。『日本の中世社会』の基礎となった「職の体系」論・荘園制の再生産構造論や、歴史地理学の手法を用いて荘園(備後国大田荘・薩摩国入来院)を実地踏査した具体的な内部構造研究など、今日まで大きな影響をおよぼしている各論文を収載。

目次

  • 古代国家の変容と中世への移行
  • 荘園制における職の性格
  • 荘園領主経済の構造
  • 領主制支配における二つの道—好島荘の預所と地頭をめぐって
  • 中世農民的土地所有の性格
  • 荘園制支配と中世村落
  • 中西村落の構造と領主制—小村=散居型村落の場合
  • 村落共同体からの流出民と荘園制支配
  • 荘園制解体過程における南北朝内乱期の位置
  • 東国における国人領主の存在形態—「茂木氏給人帳」考
  • 嘉吉徳政一揆の性格について
  • 室町幕府=守護領国制下の土地制度
  • 中世経済の段階と構造—その概括的把握の試み

「BOOKデータベース」 より

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