これからの文学研究と思想の地平
著者
書誌事項
これからの文学研究と思想の地平
右文書院, 2007.7
- タイトル別名
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「これからの文学教育」 のゆくえ
- タイトル読み
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コレカラ ノ ブンガク ケンキュウ ト シソウ ノ チヘイ
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注記
タイトルは奥付による
『「これからの文学教育」 のゆくえ』 (右文書院 2005年刊) の姉妹編
参考文献あり
内容説明・目次
内容説明
日本近代文学研究者とフランス文学研究者による、原理的地平からの文学再生・再建への提言。
目次
- 1 テクスト論の行方(ロラン・バルト『明るい部屋』とソシュール—審美的個人主義・共通感覚・伝統的時間をめぐって;国文学に「偉大な敗北」はあるか—人文学の総崩壊を目前にして;間テクスト性;小説ディスクールの戦略;詩のテクストと「声」;テキストの外から、そしてテキストの外へ;十八世紀フランスの饒舌な他者—サド)
- 2 批評と「政治」(記憶と表象—ナラティヴをめぐる随想的断章;デモクラシーと人間—トクヴィルの政治哲学;社会科学と批評の間—戦後日本における知の連関)
- 3 個別作品読解(語りと記憶—『山月記』と多喜二の二作品;「読み」の更新—浜田廣介「鬼の涙」を読む)
- 4 文学論と批評(小説/ノヴェル/ロマンとは何か—概説と私見;文学への懐疑—中村光夫を文学の現在に取り戻すために;大学改革の中の文学教育・文学研究;作品論・テクスト論・文化研究—グローバル化のなかの文学研究;「批評」の復権、「文学」の復権—「近代文学の終り」という発言をめぐって;小説は何故(Why)に応答する—日本近代文学研究復権の試み)
「BOOKデータベース」 より