暴力論
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書誌事項
暴力論
(岩波文庫, 白(34)-138-1,
岩波書店, 2007.9-2007.11
- 上
- 下
- タイトル別名
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Réflexions sur la violence
- タイトル読み
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ボウリョクロン
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注記
底本: Feuilles Libres版 (1908刊)
著作一覧: 下巻巻末p1-2
内容説明・目次
- 巻冊次
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上 ISBN 9784003413814
内容説明
“戦争と革命の20世紀”を震撼させた書!フランスの社会思想家ジョルジュ・ソレル(1847‐1922)の代表的著作。国家の強制力に対抗し、個人の自由と権利を擁護するための、下からの暴力を主張。革命的サンディカリズムの立場から、生産者の共同体と新しいモラルの再建を唱えた。その影響は左右両翼に幅広い。新訳(全2冊)。
目次
- 第1章 階級闘争と暴力(富裕な集団に対する貧しい集団の闘争;階級分裂に対する民主政治の敵対 ほか)
- 第2章 ブルジョワジーの頽廃と暴力(恐怖をあたえることを必要とする議会主義者;パーネルの方法 ほか)
- 第3章 暴力に対する偏見(フランス革命に関する旧来の諸思想;八七〇年の戦争と議会制度から生じた変化 ほか)
- 第4章 プロレタリアのストライキ(議会主義的社会主義のあいまいさとゼネストの明解さ;歴史上の神話 ほか)
- 巻冊次
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下 ISBN 9784003413821
内容説明
独特の思想によって「アナーキストからファシストまで」を魅惑したジョルジュ・ソレル。革命的プロレタリアートの暴力の純粋さを主張し、その崇高さを称揚。人間の情熱をかきたて激しい生命の高揚を伴う暴力は、退廃した社会を刷新する新たな道徳を生む。暴力の叙事詩を生産者のモラルへとつなげる問題の書。新訳。
目次
- 第5章 政治的ゼネスト
- 第6章 暴力の道徳性
- 第7章 生産者の道徳
- 付論1 統一性と多様性
- 付論2 暴力の弁護
- 付論3 レーニンのために
「BOOKデータベース」 より