近代科学の源流
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近代科学の源流
(中公文庫, [い-104-1])
中央公論新社, 2007.9
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キンダイ カガク ノ ゲンリュウ
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Note
中央公論社1978年刊を校訂し文庫化
ギリシア・アラビア・ラテン科学対照年表: p358-371
叢書番号はブックジャケットによる
Description and Table of Contents
Description
近代西欧科学は一七世紀に突如生まれたものではなく、さまざまな面でそれ以前の中世に深く根を下ろしていた。本書では、ラテン世界とアラビア世界に亘り四〜一四世紀の忘れられた千年の中世科学の空隙を解明する。科学史の碩学が史実を巨視・微視的に捉え、多くの重要文献からアプローチした名著。図版多数収録。
Table of Contents
- 西欧科学の源流としての中世—その意義と研究状況
- ギリシア科学の遺産
- 中世ラテン科学の発端1—キリスト教教父の自然観
- 中世ラテン科学の発端2—プラトニズムの伝統と編纂家の科学
- ビザンツの科学
- アラビア科学の発祥
- アラビア科学の開花1—数学・天文学・物理学
- アラビア科学の開花2—錬金術と医学
- 十二世紀ルネサンス
- 西欧ラテン科学の興隆—ヨルダヌスとグロステスト
- 西欧ラテン科学の発展—ガリレオの先駆者たち
- 中世科学と「科学革命」—その連続と断絶
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