あなたは当事者ではない : 「当事者」をめぐる質的心理学研究
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書誌事項
あなたは当事者ではない : 「当事者」をめぐる質的心理学研究
北大路書房, 2007.9
- タイトル別名
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あなたは当事者ではない : 当事者をめぐる質的心理学研究
- タイトル読み
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アナタ ワ トウジシャ デワ ナイ : トウジシャ オ メグル シツテキ シンリガク ケンキュウ
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注記
文献: 各章末
内容説明・目次
内容説明
当事者の同定が多様な声を抑圧する危険性、当事者/非当事者の単純な二分化の位置づけへの異議、安易なラポール形成への逡巡、調査し分析し執筆する者自身が帯びる当事者性…。16人の研究者がさまざまなポジションから「当事者性」を問う、初の書き下ろし論集。
目次
- 「当事者」をめぐる拡散反射
- 第1部 「非当事者」のポジションから(固定化された関係を越えて;質問者/回答者関係の逆転—いったい何を問われているのか;「私」の「当事者」試論—性同一性障害/トランスジェンダーの「当事者」と出会って;自死遺族支援組織の成立と遺族の声のポリフォニー;「あなた病む人、わたし治す人」?—医療者がもつ当事者感覚について)
- 第2部 「当事者」のポジションから(当事者「である」こと/当事者「とみなされる」こと;当事者であることに目覚める・離れる・また近づく;障害者による障害者心理の研究の意義と課題;「当事者研究者」の流儀—2.5人称の視点をめざして;「カウンセラー」という曖昧な自分と向き合う;フィールドワークにおけるジェンダー—ジェンダーをともに生きる「当事者」として)
- 第3部 「当事者」と「非当事者」をめぐる境域(同じ「場所」にいること—「当事者」の場所論的解釈;原風景研究と関連する「地域性」と「当事者性」;意味解釈に現れる研究者の当事者性—あるエピソード解釈の事例から;当事者視点に立つということ)
「BOOKデータベース」 より