グリニッジ・タイム : 世界の時間の始点をめぐる物語
著者
書誌事項
グリニッジ・タイム : 世界の時間の始点をめぐる物語
東洋書林, 2007.10
- タイトル別名
-
Greenwich Time and the discovery of the longitude
Greenwich Time and the longitude
グリニッジタイム : 世界の時間の始点をめぐる物語
- タイトル読み
-
グリニッジ タイム : セカイ ノ ジカン ノ シテン オ メグル モノガタリ
大学図書館所蔵 件 / 全157件
-
該当する所蔵館はありません
- すべての絞り込み条件を解除する
この図書・雑誌をさがす
注記
"Greenwich Time and the discovery of the longitude" (Oxford University Press, 1980)の改訂版
内容説明・目次
内容説明
古代ギリシャの月蝕の観察、月距離の測定、そして緯度・経度に関する数学的な理論を打ち立てたプトレマイオスの時代。時は移ってスペイン、ポルトガルそしてオランダのいわゆる大航海時代に至り、航海術向上の必要性に伴なう本格的な天体観測の発展と天文暦の導入、近世に入ってからは、ヨーロッパ諸国間の微妙な利害関係を調整しつつ、大英帝国の威信をかけた王立学士院の支援のもとで王立天文台の設立—チャールズ2世によって最終的に用地として選ばれたロンドン東南部のグリニッジの天文台が設立されるまでのいきさつと、正確な経度を求めたさまざまな人々の努力と、時に愚行の数々を、多くのエピソードをまじえて語る。
目次
- 第1章 経度の探索—紀元前三〇〇〜西暦一六七五年
- 第2章 天文学者とグリニッジ標準時—一六七五〜一七二〇年
- 第3章 航海者のためのグリニッジ・タイム—一七〇〇〜一八四〇年
- 第4章 グレート・ブリテンのためのグリニッジ平均時—一八二五〜一八八〇年
- 第5章 本初子午線—一七九〇〜一八八四年
- 第6章 グリニッジ標準時—一八八四〜一九三九年
- 第7章 地球より正確な時計器
- 補遺(カール・カルヴェート)
「BOOKデータベース」 より