欧州公共圏 : EUデモクラシーの制度デザイン

書誌事項

欧州公共圏 : EUデモクラシーの制度デザイン

安江則子著

慶應義塾大学出版会, 2007.10

タイトル別名

European public sphere

タイトル読み

オウシュウ コウキョウケン : EU デモクラシー ノ セイド デザイン

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注記

学位論文 (慶應義塾大学, 2006年) に加筆修正したもの

参考文献: p275-285

内容説明・目次

内容説明

EUによるガバナンスをどのように正統化するのか。その問いに対する1つの解を筆者は「欧州公共圏」に見出している。EUは、国民国家の上位に、国家を単にスケールアップするのではない、「新たな政体」を創り上げつつある。そこでは、市民社会の多様なアクターがEUの政策プロセスへの参加を促されている。文化的多様性を維持しつつ、欧州市民としてのアイデンティティを確立させていくことへのEUによる挑戦の軌跡が丹念に綴られている。

目次

  • 第1部 補完性原理と代議制の制度デザイン(補完性原理とEUガバナンス;欧州統合と代議制の変容;EUにおける政党の欧州化)
  • 第2部 市民権と参加の制度デザイン(欧州市民権とアイデンティティ;透明性とEUオンブズマン;EUの多言語主義と公共圏;参加型民主主義と欧州公共圏)

「BOOKデータベース」 より

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