カメのきた道 : 甲羅に秘められた2億年の生命進化
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書誌事項
カメのきた道 : 甲羅に秘められた2億年の生命進化
(NHKブックス, 1095)
日本放送出版協会, 2007.10
- タイトル別名
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カメのきた道 : 甲羅に秘められた2億年の生命進化
- タイトル読み
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カメ ノ キタ ミチ : コウラ ニ ヒメラレタ 2オクネン ノ セイメイ シンカ
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注記
参考文献: p196-202
内容説明・目次
内容説明
中生代の地球で、恐竜は巨大化の道を選び地球上を制覇したかに見えた。一方、哺乳類は一日食物をとらないと生死にかかわるという高代謝を選択し、餌獲得のために知能を発達させ、次の主役となった。しかしカメは第三の道である低代謝を選択し、餌がなければ1ヶ月以上でも待つことができる体を獲得した。その結果、ガラパゴスゾウガメは200歳を超える寿命の固体も確認されている。あわただしく攻撃的に生きる40年(自然状態でのサルの寿命)とゆっくり打たれ強く生きる200年のどちらに価値があるかはだれにも決められない。地球生命を相対化する視点から語る、意欲的なカメの進化学入門。
目次
- 第1章 カメの体の驚異的な仕組み
- 第2章 多様な環境に進出したカメたち
- 第3章 謎だらけの起源
- 第4章 恐竜時代のカメたち—世界への大拡散
- 第5章 海ともう一つの世界へ—最古のウミガメの姿
- 第6章 甲羅を力に変えて—哺乳類時代のカメたち
- 第7章 迷惑な保護者
「BOOKデータベース」 より