文化の受容と変貌
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文化の受容と変貌
(シリーズ・アメリカ研究の越境, 第6巻)
ミネルヴァ書房, 2007.11
- タイトル読み
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ブンカ ノ ジュヨウ ト ヘンボウ
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注記
「座談会「アメリカ研究の越境」とは何か」のその他の発言者: 巽孝之, 古矢旬, 山田史朗, 秋元英一, 小塩和人, 久保文明, 有賀夏紀, 紀平英作, 荒このみ, 生井英考
参考文献: 章末
収録内容
- 鉄条網のなかの民主主義講座 : 藤井寮一の収容所経験をめぐって / 梅森直之 [執筆]
- 森有礼・新井奥邃のアメリカ体験と思想実践 : 「新生」と「共同体」をめぐって / 阿部珠理 [執筆]
- 米国教育使節団報告書のコミュニケーション論的解読 / 倉石一郎 [執筆]
- アメリカのアカデミズムと日本のアメリカ文学研究 / 村山淳彦 [執筆]
- 異なる「近代」 : フェノロサと日米近代美術 / 小林剛 [執筆]
- スウィング・ニッポン : 戦前日本の黒人音楽受容 / 細川周平 [執筆]
- アメリカを抱きしめて : 吉田ルイ子と桐島洋子の「アメリカ」 / 吉原真里 [執筆]
- メイキング・オブ・村上春樹 : 村上春樹における「翻訳」 / 都甲幸治 [執筆]
- マテリアル・ガールの残像 : マドンナ批評をめぐる日米比較文化論 / 當間麗 [執筆]
- 安全保障と高度成長をめぐる韓国・アメリカ・日本の関係 / 朴根好 [執筆]
- 日本型自動車生産システム : 発見と認知の軌跡 / 野林健 [執筆]
- 旅先より世界を眺めて : 二一世紀アニメ・ファンに見る文化的アイデンティティとオリエンタリズム、そして「ソフトパワー」 / スーザン・J・ネイピア [執筆] ; 有光道生, 辻秀雄訳
- 日本的なインターネット文化の誕生をめぐって / 歌田明弘 [執筆]
- 座談会「アメリカ研究の越境」とは何か / 油井大三郎進行 ; 上杉忍 [ほか] 発言
内容説明・目次
内容説明
長らく外交文化の「受容」一辺倒の国といわれた日本。特にアメリカの影響は思想的・政治的・文化的にも格段に大きかった。しかしいま「日本発」の文化や技術は積極的に海外に受容され、まずはアメリカを経て「世界発信」されるのが当たり前とされる一方、アメリカにおける日本的なるものの「受容」も驚くほどの広がりだという。それははたして本当なのか。本書では「外来的」なるものの歴史的変容をたどり、「日本的」なるものの構築の現状を探る。
目次
- 日本のプリズムを通した“アメリカ”
- 第1部 思想としてのアメリカ
- 第2部 アメリカ受容の軌跡
- 第3部 表象と変容のアメリカ
- 第4部 多国間関係時代の日本と世界
- 文化変容の変容
- 座談会 「アメリカ研究の越境」とは何か
「BOOKデータベース」 より