村上春樹 : 「喪失」の物語から「転換」の物語へ
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書誌事項
村上春樹 : 「喪失」の物語から「転換」の物語へ
勉誠出版, 2007.10
- タイトル別名
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村上春樹 : 喪失の物語から転換の物語へ
- タイトル読み
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ムラカミ ハルキ : 「ソウシツ」 ノ モノガタリ カラ 「テンカン」 ノ モノガタリ エ
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注記
付録として王海藍の論文「中国における村上春樹の受容 : 村上春樹は中国においてどのように読まれているか」収録(p[259]-289)
内容説明・目次
内容説明
処女作から最新作まで、長・短編、対談、エッセイ、翻訳書など、主要作品の全てを読み解く。『海辺のカフカ』と『アフターダーク』との落差。『東京奇譚集』に見られる後退とは?オウム事件、阪神淡路大震災の起きた90年代以降、「変化・転換」したはずの村上春樹。その現状を明らかにする。実地調査に基づく貴重な論文「中国における村上春樹の受容」収載。
目次
- 第1部 「喪失」の物語—ザ・ロスト・ワールド(一九七〇年の「風」—『風の歌を聴け』;一九七〇年の「落とし物」—『1973年のピンボール』;冒険・あるいは“羊”殺しの物語—『羊をめぐる冒険』;一九七〇年からの帰還—『ダンス・ダンス・ダンス』;“喪失”もしくは“恋愛”の物語—『ノルウェイの森』;終末の時、〈私〉の行方—『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』;もうひとつの〈村上春樹ワールド〉—短編小説の世界)
- 第2部 「転換」の物語—「デタッチメント」から「コミットメント」へ(「転換」—九〇年代に;「ねじまき鳥」とは何か、あるいは「歴史」への眼差し;「デタッチメント」から「コミットメント」へ;「コミットメント」の行方)
- 付録 中国における村上春樹の受容
「BOOKデータベース」 より