トウェインとケイブルのアメリカ南部 : 近代化と解放民のゆくえ

書誌事項

トウェインとケイブルのアメリカ南部 : 近代化と解放民のゆくえ

杉山直人著

(関西学院大学経済学部言語文化研究叢書, 第2編)

彩流社, 2007.10

タイトル別名

Mark Twain, George Washington Cable

タイトル読み

トウェイン ト ケイブル ノ アメリカ ナンブ : キンダイカ ト カイホウミン ノ ユクエ

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注記

書誌: p253-258

内容説明・目次

内容説明

19世紀後半のアメリカ南部社会は、当時の人気作家の目にどう映り、どう描き出され、どう解釈されたのか…ふたりの作品との距離を保ちつつ、同時に作品を通して時代状況を捉えようとする試み。

目次

  • 序章 解放民問題から新南部建設へ—「再建期」点描
  • 第1章 『ミシシッピ川の暮らし』(一八八三)—近代化されるものと、近代化されないもの
  • 第2章 『アーサー王宮廷におけるコネチカット・ヤンキー』(一八八九)—近代化の果てに待ち受けるもの
  • 第3章 北部人の見た南部—「南部紀行」(一八八二‐三)を読む
  • 第4章 ジョージ・ワシントン・ケイブルの旧さと新しさ—小説から政治論文へ
  • 第5章 『ハックルベリー・フィンの冒険』(一八八五)—フェルプス農場の「ごまかし」とジム
  • 第6章 『まぬけのウィルソンとあの異形の双子』(一八九四)—トウェインの時代認識と韜晦
  • 終章 世界に広がる「アメリカ南部」—近代化を見つめるマーク・トウェイン

「BOOKデータベース」 より

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