ディアスポラとしてのコリアン : 北米・東アジア・中央アジア
著者
書誌事項
ディアスポラとしてのコリアン : 北米・東アジア・中央アジア
新幹社, 2007.10
- タイトル別名
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ディアスポラとしてのコリアン : 北米東アジア中央アジア
- タイトル読み
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ディアスポラ トシテノ コリアン : ホクベイ ヒガシアジア チュウオウ アジア
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注記
監修: 高全恵星
奥付の監訳者: 柏崎千佳子
『Korean and Korean American studies bulletin』(米国イースト・ロック研究所刊の学術誌) に2000年から2001年にかけて掲載された論文を訳出したもの
引用文献: 各章末
内容説明・目次
内容説明
非自発的な移動による困難。悲願が達成されない苦悩、そして迫害。それぞれの地域で生きたコリアンが抱きかかえる課題…etcアメリカの若手研究者たちによる本格的論集。
目次
- 1 アメリカ合衆国のコリアン・ディアスポラ—コミュニティの生成と課題(万華鏡のような変転—コリアンのアメリカ移住史概観;コリアタウンの若者たち—居住地域の構造的要因の影響;離婚を経験したコリア系移民の女性たち—抱える困難と対処の方法;コリア系移民の教会—男性による支配と適応戦略)
- 2 日本在住コリアン—ハイブリッドで多様なコミュニティの新たな諸相(想像上の祖国とディアスポラの認識—『季刊三千里』一九七五〜一九八七;身体で歴史を刻む—李良枝の『刻』;韓国籍・朝鮮籍をもたずに「コリアン」であること—日本国籍者によるコリアン・アイデンティティの主張;大阪のトランスナショナルな街—エスノグラフィー)
- 3 中国のコリアン・ディアスポラ—エスニシティ、アイデンティティ、変化(中国東北部コリアンの政治的手段としての民族性(エスニシティ)—一九四五年以前から現在まで;見通しが立たない朝鮮族の将来;中国東北部(満洲)への朝鮮人移住—一八六九年〜一九四五 日本の植民地支配への抵抗;中国朝鮮族アイデンティティの変容)
- 4 コリョサラム—旧ソビエト連邦のコリアン(一九三七年強制移住—帝政ロシアおよびソビエト連邦政府による極東少数民族政策の論理的帰結;中央アジアのコリアンが直面する社会的現実;民族化するカザフスタンにおけるコリアン・ディアスポラ—エスニック・マイノリティとしての生き残り戦略;カザフスタンにおけるコリアン運動—一〇年を経過して)
「BOOKデータベース」 より