Bibliographic Information

差異と反復

ジル・ドゥルーズ著 ; 財津理訳

(河出文庫)

河出書房新社, 2007.10

Other Title

Différence et répétition

Title Transcription

サイ ト ハンプク

Available at  / 74 libraries

Note

原著第5版の翻訳

河出書房新社1992年刊の文庫版

参考文献: 下: 巻末pix-xxv

Description and Table of Contents

Volume

上 ISBN 9784309462967

Description

「いつの日か、世紀はドゥルーズのものとなるだろう」とフーコーをいわしめたドゥルーズの主著にして代表作。ニーチェ、ベルクソン、スピノザらとともに、差異を同一性から解き放ち、反復を“理念”の力=累乗の特異性として発見する時、新たな生と思考がはじまる。かぎりない力をひめた怪物的な書物。

Table of Contents

  • 序論 反復と差異(反復と一般性—行動の視点からする第一の区別;一般性の二つのレヴェル—類似と等しさ ほか)
  • 第1章 それ自身における差異(差異と暗い背景;差異を表象=再現前化するということは必要なのだろうか—表象=再現前化の四つのアスペクト(四重の根) ほか)
  • 第2章 それ自身へ向かう反復(反復、それは、何かが変えられること;時間の第一の総合—生ける現在 ほか)
  • 第3章 思考のイマージュ(哲学における前提の問題;第一の公準—普遍的本性タル“思考”の原理 ほか)
Volume

下 ISBN 9784309462974

Description

自ら「哲学すること」を試みた最初の書物と語る、ドゥルーズ哲学のすべての起点となった名著。下巻では“理念”、そして強度、潜在性などの核心的主題があきらかにされるとともに、差異の極限における「すべては等しい」「すべては還帰する」の声が鳴り響く。それまでの思考/哲学を根底から転換させる未来の哲学がここにはじまる。

Table of Contents

  • 第4章 差異の理念的総合(問題的な審廷としての理念;未規定なもの、規定可能なもの、および規定作用—差異;微分 ほか)
  • 第5章 感覚されうるものの非対称的総合(差異と雑多なもの;差異と強度;差異の取り消し ほか)
  • 結論 差異と反復(表象=再現前化批判;有限か無限かという二者択一は無益であること;同一性、類似、対立、そして類比—それら(四つの錯覚)はどのようにして差異を裏切るのか ほか)

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Details

  • NCID
    BA83753269
  • ISBN
    • 9784309462967
    • 9784309462974
  • Country Code
    ja
  • Title Language Code
    jpn
  • Text Language Code
    jpn
  • Original Language Code
    fre
  • Place of Publication
    東京
  • Pages/Volumes
    2冊
  • Size
    15cm
  • Classification
  • Parent Bibliography ID
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