クマグスの森 : 南方熊楠の見た宇宙
著者
書誌事項
クマグスの森 : 南方熊楠の見た宇宙
(とんぼの本)
新潮社, 2007.11
- タイトル読み
-
クマグス ノ モリ : ミナカタ クマグス ノ ミタ ウチュウ
大学図書館所蔵 件 / 全111件
-
該当する所蔵館はありません
- すべての絞り込み条件を解除する
この図書・雑誌をさがす
注記
主な参考文献: p122-123
南方熊楠略年譜: p124-125
内容説明・目次
内容説明
冬の山中、腰巻一丁で煙草をふかす。この怪しげな男こそ、紀州和歌山が生んだ先駆的エコロジスト、南方熊楠(一八六七‐一九四一)。和歌山県田辺市近郊の林の中で撮影された熊楠42歳の姿である。博物学者として、また生物学者、民俗学者として広く知られる熊楠にとって、研究対象は粘菌、キノコ、藻、昆虫から男色、刺青、性、夢まで、この世あの世のすべて。世界を放浪、原生林を駈け巡り、果て無き大宇宙の謎を追い、森羅万象の本質に迫るため、生涯その目で見たままを詳細に記述しまくった。本書は、奇才が遺した膨大で不思議な資料を大公開。その頭脳と心の森に踏み込み、最新の研究に基づく熊楠像を紹介する。
目次
- 1 海外から那智、田辺へ(博物学への関心;海外への眼;アメリカ ほか)
- 2 森の生命の世界へ(粘菌;きのこ;藻類、地衣類 ほか)
- 3 内的宇宙へ(病の自覚;夢への関心;身体への関心 ほか)
- クマグスの熊野へ行こう
「BOOKデータベース」 より