日本映画と戦後の神話

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日本映画と戦後の神話

四方田犬彦著

岩波書店, 2007.12

タイトル読み

ニホン エイガ ト センゴ ノ シンワ

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注記

注: p291-294

内容説明・目次

内容説明

戦後、さまざまな神話を構築してきたヒーローたち—力道山、ゴジラ、山口百恵、昭和天皇、寅さん、ヨン様。彼らに熱狂したわれわれは、いったい何を見ていたのか。何が「国民的」神話を作りだすのか。観客が欲したもの、作り手が意図したもの。映画がもつ「神話」形成という装置に警鐘を鳴らしつつ、「神話」解体をめざし多様な表象に迫った、日本映画への注目のアプローチ。

目次

  • 1 日本映画と戦後の神話(敗戦の日;天皇裕仁の肖像—ソクーロフ『太陽』 ほか)
  • 2 “一九六八”以降(ATGについて知っている二、三のことがら;アングラ映画の記憶 ほか)
  • 3 韓国の眼差し(力道山と大山倍達;在日朝鮮人はどのように戦後を映画にしてきたか ほか)
  • 4 日本が沈没するまで(金大中拉致の映画化—いささか小川徹ふうに;高嶺剛と沖縄 ほか)

「BOOKデータベース」 より

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