「少女」像の誕生 : 近代日本における「少女」規範の形成

書誌事項

「少女」像の誕生 : 近代日本における「少女」規範の形成

渡部周子著

新泉社, 2007.12

タイトル別名

少女像の誕生 : 近代日本における少女規範の形成

日本近代期における規範としての「少女」像の形成

日本近代期における規範としての少女像の形成

タイトル読み

「ショウジョ」 ゾウ ノ タンジョウ : キンダイ ニホン ニ オケル 「ショウジョ」 キハン ノ ケイセイ

大学図書館所蔵 件 / 267

注記

博士論文『日本近代期における規範としての「少女」像の形成』 (千葉大学, 2004年提出) に加筆・修正し公刊したもの

参考文献: p[347]-371

内容説明・目次

内容説明

近代国家形成途上の明治期日本において新たにカテゴライズされた、大人でも子どもでもない「少女」という存在。妻となり母となる役割を担う前の彼女たちには、いかなるジェンダー規範が求められたのか。新進の研究者が膨大な資料から女性史研究の空白部を明らかにする画期的論考。

目次

  • 近代国家における女性の国民化
  • 第1部 「少女」の規範化(近代国家における「少女」期の位置づけ;「愛情」規範と「純潔」規範—相克する二つの教育目的;「美的」規範—精神美と身体美;少女雑誌における規範の展開;実践教育としての「園芸」—ケア役割の予行)
  • 第2部 象徴としての「少女」像(浪漫主義文学と美術における「少女」像;白馬会における花と女性の表象;白百合に象徴される規範としての「少女」像;転落の狭間に置かれて—少女小説に描かれた二人の「少女」;転落の狭間に置かれて—少女小説に描かれた二人の「少女」)

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

ページトップへ