Bibliographic Information

雇用, 利子および貨幣の一般理論

ケインズ著 ; 間宮陽介訳

(岩波文庫, 白(34)-145-1, 白(34)-145-2)

岩波書店, 2008.1-2008.3

Other Title

The general theory of employment, interest and money

雇用利子および貨幣の一般理論

Title Transcription

コヨウ リシ オヨビ カヘイ ノ イッパン リロン

Available at  / 309 libraries

Note

原著第2刷 (Macmillan, 1936)の全訳

解題 : ケインズと『一般理論』(宇沢弘文 [著]): 下p207-240

文献一覧: 下巻末p43-47

引用文献, 参考文献: 解題末

Description and Table of Contents

Volume

上 ISBN 9784003414514

Description

経済学の歴史に「ケインズ革命」と呼ばれる一大転機を画した書。資本主義の抱える大量失業と不安定な経済循環への処方箋として、雇用と有効需要、利子率と流動性とを組み合わせた「一般理論」を構想。現代経済学の出発点にして、今なお必読の古典。待望の新訳。

Table of Contents

  • 第1篇 序論(一般理論;古典派経済学の公準;有効需要の原理)
  • 第2篇 定義と概念(単位の選定;産出量と雇用の決定因としての期待;所得、貯蓄および投資の定義;使用費用について;貯蓄と投資の意味—続論)
  • 第3篇 消費性向(消費性向(一)—客観的要因;消費性向(二)—主観的要因;限界消費性向と乗数)
  • 第4篇 投資誘因(資本の限界効率;長期期待の状態;利子率の一般理論;古典派の利子率理論;マーシャル『経済学原理』、リカード『政治経済学原理』、その他に見られる利子率について;流動性への心理的誘因と営業的誘因;資本の性質に関するくさぐさの考察;利子と貨幣の本質的特性;雇用の一般理論—再論)
Volume

下 ISBN 9784003414521

Description

資本主義の根源を分析し、その独創的な閃きを厳密な論理によって体系づけ、二〇世紀の世界経済の指針となったケインズ『一般理論』。下巻には、第五篇「貨幣賃金と物価」、第六篇「一般理論の示唆するもの」を収録。充実の訳注、索引、文献一覧。

Table of Contents

  • 第5篇 貨幣賃金と物価(貨幣賃金の変化;ピグー教授の『失業の理論』;雇用関数;物価の理論)
  • 第6篇 一般理論の示唆するもの—短い覚書(景気循環に関する覚書;重商主義、高利禁止法、スタンプ付き貨幣および過少消費理論に関する覚書;一般理論の誘う社会哲学—結語的覚書)

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Details

  • NCID
    BA8445481X
  • ISBN
    • 9784003414514
    • 9784003414521
  • Country Code
    ja
  • Title Language Code
    jpn
  • Text Language Code
    jpn
  • Original Language Code
    eng
  • Place of Publication
    東京
  • Pages/Volumes
    2冊
  • Size
    15cm
  • Classification
  • Subject Headings
  • Parent Bibliography ID
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