静かな大地 : 松浦武四郎とアイヌ民族
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静かな大地 : 松浦武四郎とアイヌ民族
(岩波現代文庫, 社会 ; 163)
岩波書店, 2008.2
- タイトル読み
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シズカ ナ ダイチ : マツウラ タケシロウ ト アイヌ ミンゾク
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注記
参考文献: p353-359
内容説明・目次
内容説明
幕末の蝦夷地を十数年間も探検・調査し、アイヌ民族の風俗・文化を記録する中で和人による虐待を告発した松浦武四郎。大地に根を張り、固有の習俗を育んできたアイヌ民衆の輝きとは何か。なぜ彼らは抑圧の下で呻吟することを強いられているのか。記録者としてアイヌ民族の受難に向き合うなかで、自己変革を遂げていく松浦を描き出す入魂の評伝。
目次
- 静かなくに
- 初めて蝦夷地へ—『初航蝦夷日誌』を読む
- 西蝦夷地(日本海岸)の旅—『竹四郎廻浦日記』より
- 二度の樺太紀行とその間の江戸での活動—『再航日誌』と『廻浦日記』
- 『丁巳日誌』の世界
- クナシリ、エトロフ紀行とノッカマップの慰霊祭
- 『戊午日誌』と道東の旅
- シャリ・アバシリの惨状
- モンベツからソウヤへ
- 十勝・日高路
- 『近世蝦夷人物誌』
- 歴史の視点を変える
「BOOKデータベース」 より