書誌事項

東アジア内海世界の交流史 : 周縁地域における社会制度の形成

加藤雄三, 大西秀之, 佐々木史郎編

人文書院, 2008.3

タイトル別名

History of social interactions among the inland sea in East Asia

東アジア内海世界の交流史 : 周縁地域における社会制度の形成

タイトル読み

ヒガシアジア ナイカイ セカイ ノ コウリュウシ : シュウエン チイキ ニオケル シャカイ セイド ノ ケイセイ

大学図書館所蔵 件 / 153

この図書・雑誌をさがす

注記

欧文タイトル: History of Social Interactions among the Inland Sea in East Asia

内容:はじめに, 第I部: 交流・交易をになった地域のすがた(第1章「アイヌ文化の成立と交易」-第4章「南島の交流と交易」), 第II部: 社会をつくる人びと、つなぐ人びと(第5章「清代マンジュ(満洲)人の「家」と国家」—第8章「台湾事件と漢番交易の仲介者」), 第III部: 日々の営みをめぐる権利(第9章「極東ロシア先住民族の狩猟領域」—第12章「租界社会と取引」), おわりに, あとがき(佐々木史郎)

参考文献: 各章末

収録内容

  • はじめに : 東アジア内海世界へ / 加藤雄三 [執筆]
  • アイヌ文化の成立と交易 / 瀬川拓郎 [執筆]
  • 琉球王国における貢納制の展開と交易 : 「琉球弧」域内統合と交易システム / 岡本弘道 [執筆]
  • アイヌの北方交易とアイヌ文化 : 銅雀台瓦硯の再発見をめぐって / 中村和之 [執筆]
  • 南島の交流と交易 : 環東シナ海における位置 / 角南聡一郎 [執筆]
  • 清代マンジュ(満洲)人の「家」と国家 : 辞令書と系図が語る秩序 / 杉山清彦 [執筆]
  • 近世琉球の社会と身分 : 「家譜」という特権 / 渡辺美季 [執筆]
  • ダイチン・グルン時期のアンダ : 帝国の編成から交易における活用まで / 承志 [執筆]
  • 台湾事件と漢蕃交易の仲介者 : 双渓口の人びとのまなざし / 林淑美 [執筆]
  • 極東ロシア先住民族の狩猟領域 : 沿海地方のウデヘの事例から / 佐々木史郎 [執筆]
  • 清末民国期の太湖流域漁民 : 漂泊・漁撈生活と入漁慣行 / 太田出 [執筆]
  • アイヌ社会における川筋集団の自律性 / 大西秀之 [執筆]
  • 租界社会と取引 : 不動産の取引から / 加藤雄三 [執筆]
  • おわりに : 周縁からながめた東アジア内海世界 / 大西秀之 [執筆]

内容説明・目次

内容説明

海から立ちあらわれるもう一つの東アジア。サハリン、北海道、満洲から、琉球、奄美の島々まで国家の周縁部から歴史をとらえなおす、考古学、人類学、歴史学による画期的取組み。

目次

  • 第1部 交流・交易をになった地域のすがた(アイヌ文化の成立と交易;琉球王国における貢納制の展開と交易—「琉球弧」域内統合と交易システム;アイヌの北方交易とアイヌ文化—銅雀台瓦硯の再発見をめぐって;南島の交流と交易—環東シナ海における位置)
  • 第2部 社会をつくる人びと、つなぐ人びと(清代マンジュ(満洲)人の「家」と国家—辞令書と系図が語る秩序;近世琉球の社会と身分—「家譜」という特権;ダイチン・グルン時期のアンダ—帝国の編成から交易における活用まで;台湾事件と漢番交易の仲介者—双渓口の人びとのまなざし)
  • 第3部 日々の営みをめぐる権利(極東ロシア先住民族の狩猟領域—沿海地方のウデヘの事例から;清末民国期の太湖流域漁民—漂泊・漁撈生活と入漁慣行;アイヌ社会における川筋集団の自律性;租界社会と取引—不動産の取引から)

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BA85156930
  • ISBN
    • 9784409510599
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    京都
  • ページ数/冊数
    300p
  • 大きさ
    19cm
  • 分類
  • 件名
ページトップへ