所有と分配の人類学 : エチオピア農村社会の土地と富をめぐる力学

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所有と分配の人類学 : エチオピア農村社会の土地と富をめぐる力学

松村圭一郎著

世界思想社, 2008.2

タイトル読み

ショユウ ト ブンパイ ノ ジンルイガク : エチオピア ノウソン シャカイ ノ トチ ト トミ オ メグル リキガク

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注記

参考文献: p309-320

内容説明・目次

内容説明

人びとは、富をいかに分け与え、「自分のもの」として独占しているのか?エチオピアの農村社会を舞台に、「所有」という装置が、いかに生成・維持されているのかを緻密に描き出す。「私的所有」という命題への人類学からの挑戦。

目次

  • 序論(所有と分配の人類学;多民族化する農村社会)
  • 第1部 富をめぐる攻防(土地から生み出される富のゆくえ;富を動かす「おそれ」の力;分配の相互作用;所有と分配の力学)
  • 第2部 行為としての所有(土地の「利用」が「所有」をつくる;選ばれる分配関係;せめぎあう所有と分配)
  • 第3部 歴史が生み出す場の力(国家の所有と対峙する;国家の記憶と空間の再構築;歴史の力)
  • 結論(所有を支える力学)

「BOOKデータベース」 より

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