夏目漱石と個人主義 : 「自律」の個人主義から「他律」の個人主義へ
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夏目漱石と個人主義 : 「自律」の個人主義から「他律」の個人主義へ
新曜社, 2008.2
- タイトル別名
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夏目漱石と個人主義 : 自律の個人主義から他律の個人主義へ
- タイトル読み
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ナツメ ソウセキ ト コジン シュギ : ジリツ ノ コジン シュギ カラ タリツ ノ コジン シュギ エ
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内容説明・目次
内容説明
個人として生きることの難しい近代日本社会において、個人主義を貫こうとした漱石。その苦闘の足跡を彼の作品のなかにたどり、日本人にとって個人であることの現代的意味を問うユニークな試み。
目次
- 個人から超個人へ
- 第1部 作品にみる個人主義の問題(個人主義の困難と自己変容—『それから』をめぐって;テュケーの効果—『夢十夜』の第三夜をめぐって;他者の発見あるいは倫理の根拠—『道草』をめぐって;外部性の探求と個人主義—『行人』をめぐって)
- 第2部 夏目漱石にみる個人主義の問題(自然と自己本位—『草枕』を中心に;自己本位と則天去私(上)—『こころ』を中心に;自己本位と則天去私(下)—『明暗』を中心に)
- “他律”の個人主義とは何か
「BOOKデータベース」 より