日本国家の形成と東アジア世界
著者
書誌事項
日本国家の形成と東アジア世界
吉川弘文館, 2008.4
- タイトル別名
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The formation of the Japanese state and the world of East Asia
- タイトル読み
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ニホン コッカ ノ ケイセイ ト ヒガシアジア セカイ
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注記
英文タイトルは巻末「英文梗概」による
内容説明・目次
内容説明
日本は東アジア世界のなか、中国の影響を受けつつ固有の文化を発展させ国家を形成した。金印「漢委奴国王」や石上神宮七支刀、倭五王外交、仏教伝来を探り、冊封関係で結ばれた東アジアの国際関係が果たした役割を解明。
目次
- 東アジア世界とは何か、その考え方と現代的意義
- 第1部 東アジア冊封体制の形成と構造(冊封体制の形成;倭国王と倭王;魏晋王朝における冊封体制の形成;東アジア古代世界における市の風景—冊封関係と貿易通商関係)
- 第2部 日本古代国家形成と東アジア国際関係(石上神宮七支刀の意味すること—日本古代における軍事と祭祀;石上神宮七支刀の国際的契機—四世紀の東アジアの世界構造;倭五王外交の歴史的意義—応神朝から継体朝に至る日本古代と東アジア世界;五世紀、稲荷山古墳鉄剣銘と江田船山古墳太刀銘の文明論—日本王権と官僚制の起源に関する覚え書き;四・五世紀の高句麗太王政権と東アジア世界;二本への仏教伝来の国際的契機—北魏仏教の伝統)
「BOOKデータベース」 より