学術を中心とした和算史上の人々
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書誌事項
学術を中心とした和算史上の人々
(ちくま学芸文庫, [ヒ-10-2])
筑摩書房, 2008.4
- タイトル別名
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和算史上の人々
学術を中心とした和算史上の人々
- タイトル読み
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ガクジュツ オ チュウシン ト シタ ワサン シジョウ ノ ヒトビト
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注記
原著: 「富士短期大学出版部」(1965.11)出版
解説: 鈴木武雄著
内容説明・目次
内容説明
和算には計算がよく似合う。幾何図形の問題でも、等しい関係を論証するよりはじっさいに面積や長さを計算してしまう、手を使う数学である。関孝和や建部賢弘、有馬頼〓(ゆき)、松永良弼などおよそ50人の和算家が格闘した、円周率を求める問題、大小の円で三角形や大円を充填する図形問題、高次方程式の根や常用対数の数値計算問題の3つの部門から、専門的なものを除き、初級者も手を動かして後をたどれるようなわかりやすい問題を精選。和算の特色がよくうかがえるその解き方をていねいに解説し、現在から見た評価も加える。和算の実際を知り、親しむための格好の問題集。
目次
- 第1章 円周率と闘った人々(毛利重能とその後;村松茂清の円周率;関孝和の計算 ほか)
- 第2章 美しい幾何図形を求めて(関孝和の証明;トレミーの定理の証明;有馬頼〓(ゆき)の逐索術 ほか)
- 第3章 計算を友として(関孝和の『発微算法』;建部賢明の五斜六斜の術;建部賢弘の判別式の計算 ほか)
「BOOKデータベース」 より