恋愛の社会学 : 「遊び」とロマンティック・ラブの変容
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書誌事項
恋愛の社会学 : 「遊び」とロマンティック・ラブの変容
(青弓社ライブラリー, 52)
青弓社, 2008.4
- タイトル別名
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恋愛の社会学 : 遊びとロマンティックラブの変容
- タイトル読み
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レンアイ ノ シャカイガク : アソビ ト ロマンティック ラブ ノ ヘンヨウ
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注記
修士論文「雑誌記事にみる若者の恋愛物語」 (大阪大学, 1996年) をもとにしたもの
内容説明・目次
内容説明
「彼氏いないのなら何をしに学校にきてるの?って感じ」—雑誌やテレビ、マンガのなかの恋にふれ、学校やバイト先、職場で恋する相手を探し、2人で愛を楽しもうとする若者たち。現代の恋愛事情を、雑誌記事やアンケート調査をもとに、人間関係、魅力ある異性像、アプローチの仕方、別れの理由などの視点から読み解く。そこから見えてくるのは、恋愛が曖昧さや不確定性を味わう「遊び」の感覚を内包していること=恋愛の遊戯化である。それと同時に、結婚や別れの決断を先送りし、曖昧な関係性を享受して2人の世界に自閉する恋愛の実相も垣間見えてくる。恋愛=結婚という規範を支えたロマンティック・ラブ・イデオロギーが変容し、むしろ結婚が恋愛的なるものに従属している状況をも照らし出し、恋愛とそれを追求する欲望の臨界点を見定める。
目次
- 序章 恋愛の社会的物語—テーマと方法論
- 第1章 恋愛の死と再生—恋愛物語の転回
- 第2章 ロマンティック・ラブ—永遠を誓う真面目な恋愛
- 第3章 遊び—生の未決定性を快楽にする形式
- 第4章 魅力ある異性
- 第5章 アプローチ
- 第6章 別れの理由
- 終章 恋愛という遊び
「BOOKデータベース」 より