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自分ということ

木村敏著

(ちくま学芸文庫, [キ14-4])

筑摩書房, 2008.5

Title Transcription

ジブン トイウ コト

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Note

第三文明社 (レグルス文庫) 1983.4刊の文庫化

シリーズ番号はブックジャケットより

Description and Table of Contents

Description

「自己」とか「自分」とは、私たち個人の内部的ななにものかだろうか。自分の「自」は「おのずから」の「自然」となり、また「みずから」の「自分」となり、両者の間で根源的な生命は躍動する。自己あるいは自分とは、私の内部にあるものではなくて、私と世界との、総じて人と人との「あいだ」にあるのだ。自己の自己性にかかわる危機として分裂病(統合失調症)や離人症を取り上げ、「あいだ」の時間性や、自己の「もの」的ありよう・「こと」的ありように光を当てる。著者の内面の歴史を背景に語られる木村哲学への最初の一歩。

Table of Contents

  • 「自然」について
  • 自己とは何か
  • 「あいだ」と「ま」
  • 「間」と個人
  • 思春期病理における自己と身体
  • 存在論的差異と精神病
  • ハイデッガーと精神医学

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Details

  • NCID
    BA85796670
  • ISBN
    • 9784480091444
  • Country Code
    ja
  • Title Language Code
    jpn
  • Text Language Code
    jpn
  • Place of Publication
    東京
  • Pages/Volumes
    237p
  • Size
    15cm
  • Classification
  • Subject Headings
  • Parent Bibliography ID
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