書誌事項

芸術におけるわが生涯

スタニスラフスキー著 ; 蔵原惟人, 江川卓訳

(岩波文庫, 赤(32)-629-1,2,3)

岩波書店, 2008

タイトル別名

Моя жизнь в искусстве

タイトル読み

ゲイジュツ ニオケル ワガ ショウガイ

大学図書館所蔵 件 / 248

この図書・雑誌をさがす

注記

肖像あり

1983年岩波書店から単行本として刊行されたもの

内容説明・目次

巻冊次

上 ISBN 9784003262917

内容説明

演劇訓練の創造的システムの確立者、モスクワ芸術座の創設者として、近代演劇史に巨大な足跡を残すスタニスラフスキー(一八六三‐一九三八)。その自伝の、上巻は幼少年時代。革命前のモスクワの富裕な家庭で、オペラ、バレエ、サーカスに親しみ、家族で芝居に興じた幸福な自己形成を語る。

目次

  • 俳優の幼年時代(強情;サーカス;人形芝居 ほか)
  • 俳優の少年時代(アレクセーエフ・サークル—オペレッタ;競争者;空位時代—バレエ‐オペラ修業‐アマチュア趣味)
  • 俳優の青年時代(モスクワ芸術・文学協会;最初のシーズン—外科手術;幸福な偶然—『ジョルジュ・ダンダン』 ほか)
巻冊次

中 ISBN 9784003262924

内容説明

二〇世紀の演劇を革新した演出家・俳優の自伝。劇作家ダンチェンコと運命的な邂逅を果たし、新しい劇団を構想するスタニスラフスキー。二人の創設したモスクワ芸術座は、大家トルストイ、新進のチェーホフらの作品で、旧弊を破る革命的な舞台を実現する。疾走する青年時代。

目次

俳優の青年時代(続)(演出家的課題への熱中—『ポーランド系ユダヤ人』;本物の役者たちとの経験;『オセロ』;トリノの城;『沈鐘』;意義深い邂逅;モスクワ芸術座の発足を前にして;最初の演劇シーズンの開始;劇団公演の歴史的・風俗的路線 ほか)
巻冊次

下 ISBN 9784003262931

内容説明

ついに「システム」はモスクワ芸術座の指針に採用され、劇団内部の対立は解消されたかに見えた。一九一七年ロシア革命勃発、戦乱に巻き込まれた芸術座はまたも二つに分断され…。激動の時代を生き延びた巨大な演劇人の後半生。

目次

  • 俳優の成熟期(古くから知られた真理の発見;『人生のドラマ』;イリヤ・サーツとレオポリド・スレルジツキー;黒ビロード;『人の一生』;メーテルリンクに招かれて ほか)
  • 付録(未発表の章および断章;異本)

「BOOKデータベース」 より

関連文献: 1件中  1-1を表示

詳細情報

ページトップへ