ブルターニュのパルドン祭り : 日本民俗学のフランス調査

書誌事項

ブルターニュのパルドン祭り : 日本民俗学のフランス調査

新谷尚紀, 関沢まゆみ著

悠書館, 2008.3

タイトル別名

ブルターニュのパルドン祭り : 日本民俗学のフランス調査

タイトル読み

ブルターニュ ノ パルドンマツリ : ニホン ミンゾクガク ノ フランス チョウサ

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注記

〈特別寄稿〉ドナシアン・ローラン「ロクロナンのトロメニ」

内容説明・目次

内容説明

ブルターニュ地方の人びとが、カトリック教義への篤い信仰を保つ一方で、それとはかならずしも合致しないにもかかわらず、現在も大切に守り続けている伝統行事、パルドン祭りとトロメニ—民俗信仰とカトリックという創唱宗教との混在・併存の諸相を、日本民俗学の手法で長期にわたり調査・分析し、華やかなパリとはちがう、もうひとつの奥深いフランス文化をさぐる、我が国で初めての試み。その基底にほのかに見えてくるのは、はるかなケルトの残照か。

目次

  • 第1章 パルドン祭りと巡礼—フランス、ブルターニュ地方サンターヌ・ラ・パルーの事例より(サンターヌ・ラ・パルーのパルドン祭り;ペルリナージュの二つの意味 ほか)
  • 第2章 パルドン祭りと奇跡の泉(泉水とシャペルの立地;パルドン祭り ほか)
  • 第3章 パルドン祭りと夏至の火—タンタットゥと聖ヨハネの火(ブルターニュ地方の民俗調査;サン・ジャン・デュ・ドワのパルドン祭り ほか)
  • 第4章 ブルターニュのトロメニ—伝説と現在(はじめに—民俗学の海外調査研究;ブルターニュのトロメニ ほか)
  • 第5章 ロクロナンのトロメニ—祭式、空間、聖なる時(はじめに;ケルト暦 ほか)

「BOOKデータベース」 より

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