万葉集の様式と表現 : 伝達可能な造形としての「心」
著者
書誌事項
万葉集の様式と表現 : 伝達可能な造形としての「心」
笠間書院, 2008.6
- タイトル別名
-
万葉集の様式と表現 : 伝達可能な造形としての心
- タイトル読み
-
マンヨウシュウ ノ ヨウシキ ト ヒョウゲン : デンタツ カノウ ナ ゾウケイ トシテノ ココロ
大学図書館所蔵 件 / 全97件
-
該当する所蔵館はありません
- すべての絞り込み条件を解除する
この図書・雑誌をさがす
注記
あとがきに「1998年12月に課程博士学位論文として東京大学に提出したものをもととしている」とあり
内容説明・目次
内容説明
人が心にかたちを与えるときに重要な役割を果たす表現の型・様式。様式に支えられて様々に生み出される表現。歌を「書く」ことが人麻呂の周辺で本格的に始まってゆく中で、万葉歌のかたちが誕生し、歌世界は誰でも参入可能な世界となってゆく。—表出・伝達・享受という歌表現のシステムに迫る書。
目次
- 第1章 “景”と“心”の表現構造(万葉和歌の表現と“心”;万葉序歌の様式と表現;「つなぎ言葉」と文字 ほか)
- 第2章 羈旅歌の表現構造(万葉羈旅歌の様式と表現—「地名」を歌うことを中心に;人麻呂羈旅歌八首の周辺—羈旅表現の成立;人麻呂歌集略体歌の旅の歌 ほか)
- 第3章 初期万葉の論(天智朝挽歌をめぐって;有間皇子自傷歌の表現とその質;初期万葉の相聞歌 ほか)
「BOOKデータベース」 より