公共性のパラドックス : 私たちこそ公共精神の持ち主
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公共性のパラドックス : 私たちこそ公共精神の持ち主
世界思想社, 2008.7
- タイトル別名
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公共性のパラドックス : 私たちこそ公共精神の持ち主
- タイトル読み
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コウキョウセイ ノ パラドックス : ワタクシタチ コソ コウキョウ セイシン ノ モチヌシ
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内容説明・目次
内容説明
いま日本ではモノがあふれているのに、幸福だと感じている人は少ない。本来、人間のためにあったはずの公共性が、制度やシステムとして逆に人間を支配しているからだ。公共性のありかを人間の精神活動に求め、それが人間という社会的存在の幸福と直結していることを説く。
目次
- 第1章 公共なんてヨソ事?(公共と言えばモノ(制度)ばかり;「人間」はどこにいるのか;弱い「私」;ウチとソト;自由とは「気まま」のこと?;フェアネスの精神はどこへ行ったのか)
- 第2章 人間は不要?—効率主義の世界(人間がシステムに引き渡される;資本主義の世界;市場システムの自立)
- 第3章 「もつ」よりは「ある」ほうがよい(働くことじたいが幸福;価値—社会への通路;価格(カネ)だけが価値なのか;「ある」ことの深さ—自分の奥行き)
- 第4章 公共性のありかをモノから人間へ(公共性の問題に対処できるのは誰か;「市民」と「生活者」;科学・技術の公共性;経済を生活世界の中へ内部化する;私の保証としての公—古代ポリスという事例)
「BOOKデータベース」 より