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狂気の核武装大国アメリカ

ヘレン・カルディコット著 ; 岡野内正, ミグリアーチ慶子訳

(集英社新書, 0450A)

集英社, 2008.7

Other Title

The new nuclear danger : George W. Bush's military-industrial complex

Title Transcription

キョウキ ノ カク ブソウ タイコク アメリカ

Available at  / 105 libraries

Note

原著改訂増補版の翻訳

原注: 巻末p241-252

Description and Table of Contents

Description

世界の警察を自認するアメリカは、イラクが大量破壊兵器を保有しているとして「制裁」し、イランや北朝鮮の「核問題」を非難する。しかし、世界でもっとも大量の核兵器を保有しているのは、ほかならぬアメリカである。国家の基幹産業であり、最大の公共事業である軍需産業の権益を維持・拡大するため、絶えず「敵」を捏造し、天文学的な予算をつぎ込んで、大がかりな核軍備態勢を構築しているアメリカ。本書は、圧倒的な調査力をベースに、この危険な大国の実態を、あますところなく暴いていく。

Table of Contents

  • 第1章 せっかくのチャンスが…
  • 第2章 核戦争になると?
  • 第3章 狂った世界—死の便利商品で遊ぶ核科学者と国防総省
  • 第4章 死の商人たち
  • 第5章 第二次マンハッタン計画
  • 第6章 スター・ウォーズ—国家ミサイル防衛システム
  • 第7章 宇宙—アメリカ帝国の新領土
  • 第8章 湾岸とコソボの核戦争
  • 第9章 ロッキード・マーチン大統領とスター・ウォーズ政権

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