人間の境界はどこにあるのだろう?
著者
書誌事項
人間の境界はどこにあるのだろう?
岩波書店, 2008.8
- タイトル別名
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So you think you're human? : a brief history of humankind
人間の境界はどこにあるのだろう
人間の境界はどこにあるのだろう?
- タイトル読み
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ニンゲン ノ キョウカイ ワ ドコニ アルノ ダロウ
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注記
原著 (Oxford University Press, 2004) の翻訳
参考文献: 巻末p1-9
内容説明・目次
内容説明
「人間であるとはどういうことか?」道具の使用、言語能力、芸術活動、道徳的行動—人間のみに具わるとされた優越性は、霊長類学や進化学などによって、人間以外の動物にも見られることが分かってきた。他民族や被征服者を人間以下の存在とみなしてきた例は、文化人類学や歴史学において事欠かない。人工知能や遺伝子工学の進展は「人間後(ポスト・ヒューマン)」の未来を暗示させている。人間と動物の間のグレーゾーンに分け入り、人間という概念の軌跡をたどる旅に出よう。「では、誰が人間なのだろうか」。
目次
- 序章 「人間らしさ」の土俵
- 第1章 動物最前線—人間の自己定義の問題
- 第2章 公式に人間—人間のからだを明示する
- 第3章 人間存在か、人間らしくあるか—文化的解決をめざして
- 第4章 進化的苦境—ホミニッドと向き合う
- 第5章 人間後の未来?—遺伝学とロボティクス時代の人類
「BOOKデータベース」 より