文化大革命の記憶と忘却 : 回想録の出版にみる記憶の個人化と共同化

書誌事項

文化大革命の記憶と忘却 : 回想録の出版にみる記憶の個人化と共同化

福岡愛子著

新曜社, 2008.8

タイトル別名

The cultural revolution in mainland China : how it is remembered and what was forgotten

タイトル読み

ブンカ ダイカクメイ ノ キオク ト ボウキャク : カイソウロク ノ シュッパン ニ ミル キオク ノ コジンカ ト キョウドウカ

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注記

関連年表: p374-382

文献表: p383-395

内容説明・目次

内容説明

文化大革命とは何だったのか、そこで何が起こったのかではなく、人びとの多様な記憶と回想を手がかりに、当事者にとっての意味を探り、国家の言説を相対化する。歴史研究に壮大なパラダイム・チェンジを企図する気鋭の力作。

目次

  • 序章 「文化大革命の記憶」とは
  • 第1章 「文化大革命の記憶」への接近のしかた
  • 第2章 文革研究の現状と本書の位置づけ
  • 第3章 文革をめぐる言説の変遷
  • 第4章 言説空間の変容—一九八〇〜九〇年代の文化の政治
  • 第5章 個人記憶の共同化1—『随想録』の場合
  • 第6章 個人記憶の共同化2—『思痛録』の場合
  • 終章 記憶と忘却の政治学

「BOOKデータベース」 より

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