書誌事項

わたしの戦後出版史

松本昌次著 ; 上野明雄, 鷲尾賢也聞き手

トランスビュー, 2008.8

タイトル読み

ワタシ ノ センゴ シュッパンシ

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注記

「論座」(朝日新聞社刊)2006年4月号から2007年12月号まで21回にわたって連載された「わたしの戦後出版史--その側面」を加筆・訂正をしたもの

内容説明・目次

内容説明

綺羅星のごとき作家・学者たちとの交流、驚くべき編集の極意、—戦後史を刻印する数多くの名著を手がけた「生涯現役編集者」が、現代の荒涼たる出版の世界を撃つ。貴重図版230点収録。

目次

  • 未来社入社まで
  • 西谷能雄社長の「頑迷固陋」
  • 花田清輝、品行方正の破れかぶれ
  • 平野謙の芸術と実生活
  • 難解王、埴谷雄高のボレロ的饒舌
  • 敗戦前後—わたしの戦争体験
  • 丸山眞男の超人的好奇心
  • 権威嫌いの藤田省三の仕事
  • 全身小説家、井上光晴の文学魂
  • 上野英信、記録文学の精神
  • 木下順二と山本安英の奇跡的な出会い
  • 秋元松代の反響とわが演劇運動
  • 竹林の隠者、富士正晴
  • 野間宏の独特な精神の「迂廻路」
  • 人類生活者・溝上泰子の闘い
  • 女性の人権と自立のために—もろさわようこ・山代巴・丸岡秀子
  • 北朝鮮とのかかわりと金泰生
  • 西郷信綱、廣末保、安東次男と民衆文化
  • 宮本常一、そして出版の仲間たち
  • 『秋田雨雀日記』と忘れえぬ演劇人たち
  • 上原専祿の言葉と出版への思い

「BOOKデータベース」 より

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