室町絵巻の魔力 : 再生と創造の中世
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室町絵巻の魔力 : 再生と創造の中世
吉川弘文館, 2008.9
- タイトル読み
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ムロマチ エマキ ノ マリョク : サイセイ ト ソウゾウ ノ チュウセイ
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内容説明・目次
内容説明
室町時代、歴代の足利将軍が絵巻の制作・収集・鑑賞を繰り返し、その世界に魅入られていく姿を照射する。また、絵巻の制作に台頭したやまと絵師土佐派の筆の冴えにも迫る。将軍と絵師の両者から描く政治と美の交錯。
目次
- プロローグ 絵巻の魔力
- 1 古典と創造(足利義満の絵合—古典創出の舞台;武威と霊威—足利尊氏・義詮・義満の絵巻制作;絵巻転写と追善供養—室町殿歴代と「融通念仏縁起絵巻」;高階隆兼絵巻の再生—足利義教と「誉田宗廟縁起絵巻」)
- 2 再生と革新(足利義尚の絵巻狩り—応仁・文明の乱後の絵巻再生;瀬戸内海と修験の山—細川政元と「槻峯寺建立修行縁起絵巻」;流浪の将軍と伝説の将軍—足利義稙と「清水寺縁起絵巻」の坂上田村麻呂;視覚の革新—絵巻に見る土佐光信の新様式 ほか)
- エピローグ 最後の将軍が見た絵巻—足利義昭と「道成寺縁起絵巻」
「BOOKデータベース」 より