福祉政治 : 日本の生活保障とデモクラシー
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書誌事項
福祉政治 : 日本の生活保障とデモクラシー
(有斐閣Insight)
有斐閣, 2008.9
- タイトル別名
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The politics of welfare : democracy, employment and welfare in Japan
- タイトル読み
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フクシ セイジ : ニホン ノ セイカツ ホショウ ト デモクラシー
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注記
引用文献: p191-204
さらに読み進む人のために: p205-210
内容説明・目次
内容説明
日本型生活保障のしくみが解体する中、足元が崩れるような不安が広がり、社会保障や雇用は政治的争点の中心にせりあがっている。にもかかわらず日本政治は、「構造改革」の徹底にも大胆な格差是正にも踏み出せない、膠着状況にある。このような状況は、なぜ、どのようにして生み出されたのか。社会保障や雇用をめぐる政治すなわち福祉政治は、何をなしうるのか。本書は、福祉国家の構造を示す福祉レジーム論や「劇場政治」のしかけに迫る言説政治論などを駆使して、今日の福祉政治を立体的にとらえる。そして、こうした新しい視点から、戦後日本の福祉政治の展開を解き明かし、膠着状況を超える展望を示す。
目次
- 序章 日本の福祉政治—なぜ問題か、どう論じるか
- 第1章 福祉レジームと雇用レジーム
- 第2章 福祉政治をどうとらえるか
- 第3章 一九六〇・七〇年代の福祉政治—雇用レジームと福祉レジームの形成と連携
- 第4章 一九八〇年代の福祉政治—福祉レジームの削減と雇用レジームの擁護
- 第5章 一九九〇年代後半以降の福祉政治—雇用レジームの解体と福祉レジームの再編
- 終章 ライフ・ポリティクスの可能性—分断の政治を超えて
「BOOKデータベース」 より