イブラヒム,日本への旅 : ロシア・オスマン帝国・日本

書誌事項

イブラヒム,日本への旅 : ロシア・オスマン帝国・日本

小松久男著

(世界史の鏡, 地域10)

刀水書房, 2008.10

タイトル別名

イブラヒム日本への旅 : ロシアオスマン帝国日本

タイトル読み

イブラヒム ニホン エノ タビ : ロシア オスマン テイコク ニホン

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注記

参考文献: p167-170

年表(イブラヒムとその時代): p172-175

内容説明・目次

内容説明

私の名前はイブラヒム。1857年ロシア生まれのトルコ人。太平洋戦争のさなか日本で亡くなるまでの87年の生涯は、この小さな本では語りつくせないが、イスラーム世界の統一を夢見て世界を旅した事と、明治末日本での活躍は十分に語ったつもりだ。暗殺数ヶ月前の伊藤博文さんと語りあった記録も載せている。何故ロシアにイスラーム教徒が多いのか?アジア主義とイスラームの接近は何故か…?現場の歴史家たちが、それぞれの素材をとおして語る、あたらしい世界史。

目次

  • 第1章 自治の夢(ロシアの中のイスラーム;反骨のロシア・ムスリム;ロシア・ムスリムの覚醒)
  • 第2章 韃靼の志士—イスラーム世界と明治日本(明治日本探訪;亜細亜義会)
  • 第3章 戦争と革命(『イスラーム世界』;戦争の中のイブラヒム;ソビエト・ロシア)
  • 第4章 大日本帝国とイスラーム(日本再訪;東京発のムスリム雑誌)

「BOOKデータベース」 より

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