ロシアの拡大と毛皮交易 : 16〜19世紀シベリア・北太平洋の商人世界

書誌事項

ロシアの拡大と毛皮交易 : 16〜19世紀シベリア・北太平洋の商人世界

森永貴子著

彩流社, 2008.11

タイトル別名

ロシアの拡大と毛皮交易 : 16〜19世紀シベリア北太平洋の商人世界

タイトル読み

ロシア ノ カクダイ ト ケガワ コウエキ : 16〜19セイキ シベリア・キタタイヘイヨウ ノ ショウニン セカイ

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注記

参考文献: p216-225

索引: p226-240

内容説明・目次

内容説明

毛皮の獲得と密接な関係にあったロシアの領土拡大。毛皮の輸出市場はイスラム世界からヨーロツパへ、次に清朝中国へと移動し、18世紀から19世紀にはキャフタ貿易が繁栄した。やがて北太平洋におけるロシア商人の毛皮事業はロシア・アメリカ会社に結実する。しかし彼らの活動がアメリカ北西沿岸部に拡大すると、同時に進出する英米諸国との交易競争、領土紛争が勃発する。本書はロシア毛皮交易の拡大と衰退をロシアの領土拡大と縮小に符合する現象として捉え、北東アジア地域における毛皮事業が日本に与えた政治的影響についても検証する。

目次

  • 第1章 日本とロシアの邂逅
  • 第2章 ロシアのシベリア征服と毛皮を求める人々
  • 第3章 北太平洋地域におけるロシアの毛皮事業
  • 第4章 ロシア・アメリカ会社の設立
  • 第5章 ロシア領アメリカの経営
  • 第6章 その後のロシア・アメリカ会社

「BOOKデータベース」 より

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