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源氏物語「読み」の交響

源氏物語を読む会編

(新典社研究叢書, 193, 263, 325)

新典社, 2008.11-

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源氏物語読みの交響

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ゲンジ モノガタリ ヨミ ノ コウキョウ

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Contents of Works

  • [1]: 「心」を汚す : 六条御息所物語における「水」 / 石阪晶子 [著]
  • 葵上の死 / 塩見優 [著]
  • 「松風」・「薄雲」巻における明石姫君 : 「生ひ先」に託された思惑 / 青木慎一 [著]
  • 野分巻の冬の町 : 初音巻との比較から浮かび上がる六条院 / 西野入篤男 [著]
  • 鬚黒北の方と紫上 : 葛藤する「前妻」たち / 笹生美貴子 [著]
  • 柏木・夕霧と「あはれ」希求の物語 : 第一〜第二部世界への橋渡し「石上中納言物語」との交渉 / 永井崇大 [著]
  • 「浦島の子」落葉の宮造型をめぐって : 御佩刀と経箱の象徴性 / 本橋裕美 [著]
  • 「死に入る魂」は誰の魂か : 夕霧説再考 / 布村浩一 [著]
  • 物の怪誕生 : 宇治の物の怪 / 阿部好臣 [著]
  • 続・夕月夜の隠し絵 : 末摘花から浮舟へ (七夕伝説を紐帯として) / 舘入靖枝 [著]
  • 『源氏物語』浮舟巻における情報と欲望構造 : 内宴と躍動する家司たち / 中丸貴史 [著]
  • 『栄花物語』続編の章子内親王 : 投影される『源氏物語』 / 中村成里 [著]
  • 別本『雲隠六帖』における皇位継承 : 新出蓬左文庫寄託本による作品論の試み / 桜井宏徳 [著]
  • 窪俊満画「籬連をさな源氏十二番之内」について : 鴨川市所蔵藤澤衛彦コレクション「春興帖」より / 馬場淳子 [著]
  • 2: 交響する人々光源氏を巡る女君 : 『源氏物語』組成論続章 / 阿部好臣 [著]
  • 桐壺巻と賢木巻の交響 : 作中人物の内なる呂后説話から / 西野入篤男 [著]
  • 『源氏物語』六条院における不在の女君 : 朝顔と夕顔 / 本橋裕美 [著]
  • 葵上と浮舟 : 「高唐賦」の系譜とその作中機能 / 布村浩一 [著]
  • 読む紫の上・語られる浮舟 : 「物語」とはちがう私の物語 / 三村友希 [著]
  • 蛍兵部卿宮と明石入道についての覚書 : 六条院世界を支える者たち / 笹生美貴子 [著]
  • 蛍兵部卿宮と匂宮 : 桐壺聖代観との関わりを中心として / 桜井宏徳 [著]
  • 良清、惟光と大和の守 : 受領と夕霧の恋愛譚 / 池田大輔 [著]
  • 物語における脅威としての地方/受領 : 伊予介と常陸介を中心に / 伊勢光 [著]
  • 源典侍と弁の尼 : 亡き父へとつながる「昔語り」の女房 / 千野裕子 [著]
  • 3: 『源氏物語』の本文についての疑義 : 「給へらむ」の表現をめぐって / 室城秀之 [著]
  • 「夕顔」巻の巻末を端緒とした語り手評と読者との関係 / 松山典正 [著]
  • 『源氏物語』薫の「あて」へのまなざしをめぐって : 父と子を繋ぐもの / 松本美耶 [著]
  • 朧月夜と『伊勢物語』百一段 : 「花宴」巻を始発として / 竹田由花子 [著]
  • 俊蔭物語の翻案(アダプテーション)としての明石入道の文 / 武藤那賀子 [著]
  • 子どもを「抱く」こと : 『うつほ物語』と『源氏物語』「横笛」巻の比較から / 富澤萌未 [著]
  • 「めしうど」という矜恃 : 『源氏物語』の侍女を『和泉式部物語』の「女」から読み解く / 池田大輔 [著]
  • 「ことつく」攷 : 『源氏物語』と『夜の寝覚』 / 蕗谷雄輝 [著]
  • 『源氏物語』の寡婦たち : 王朝物語史における「寡婦」の系譜 / 伊勢光 [著]
  • 密通にもたらされる赦し : 『源氏物語』から『いはでしのぶ』へ / 毛利香奈子 [著]
  • 女の描く「絵日記」: 『源氏』から『狭衣』・『浅茅が露』・『あま物語』における変容 / 八島由香 [著]
  • 『源氏物語』「空蝉」出典論 / 張培華 [著]
  • 自己を演出する光源氏 : 須磨巻引用再考 / 草場英智 [著]
  • 『高唐賦』文学圏としての『源氏物語』 : 「明けぐれの夢」に注目して / 布村浩一 [著]
  • 『栄花物語』「初花」の叙述と、『紫式部日記』・『源氏物語』「浮舟」の表現について : 『菅家後集』「敍意一百韻」の一節を媒介にして / 佐藤信一 [著]
  • 『建礼門院右京大夫集』の幻視する『源氏物語』の世界 : 記憶にくるまれる右京大夫 / 三村友希 [著]
  • 『源氏物語』「手習」巻における物の怪をめぐって : 紺青鬼説話・樹木怪異譚の視座を中心に / 笹生美貴子 [著]
  • 『源氏物語』と『紅楼夢』の比較 : 「なく・なみだ」表現を中心に / 池間里代子 [著]
  • 末摘花と花散里 : その織女性と神性から / 舘入靖枝 [著]
  • 『源氏物語』と「日本紀」 : 光源氏のヒルコ引用をめぐって / 本橋裕美 [著]
  • 『栄花物語』における藤原登子 : 『源氏物語』の投影 / 中村成里 [著]
  • 高階成忠と明石の入道 : 『栄花物語』における『源氏物語』摂取の一断面 / 桜井宏徳 [著]
  • 『源氏物語』に拠って語られる歴史 : 『今鏡』の『源氏物語』引用 / 小笠原愛子 [著]
  • 名古屋市博物館蔵「源氏物語絵巻 桐壺」の絵画化 : フルテクストの源氏絵という観点から / 青木慎一 [著]
  • 宇治・薫と仏教 : 「果て」を求めての覚書(第一稿) / 阿部好臣 [著]

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