素粒子の宴
著者
書誌事項
素粒子の宴
工作舎, 2008.11
- : 新装版
- タイトル別名
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Symposium on the Microcosmos
- タイトル読み
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ソリュウシ ノ ウタゲ
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注記
1979年7月初版発行
素粒子年表: p180-187
主要論文一覧: p188-195
内容説明・目次
内容説明
素粒子の質量の起源をあかす「対称性の自発的破れ」というアイディアはいかにして生まれたのか?ミクロコスモスにおけるクォークのふるまいを示す「漸近的自由」の考えはどのようにひらめいたのか?自然界の統一的理解をめざしたはずのクォーク理論が新しい粒子がつぎつぎに加わって百家争鳴状態にあった1978年夏。東京で開催された高エネルギー物理学国際会議のために来日したベテラン、新進気鋭の物理学者二人が、のちにノーベル物理学賞受賞の対象になったお互いのアイディアをめぐり、熱く語り合った歴史的対話篇。
目次
- 素粒子の宴(現代クォーク理論の前線—単純なパラドックスの不在が意味するもの;反対称に憧れる自然—空腹な牛はどっちの草を食べるか;重力量子のフィジカル・イメージ—重力のしぶきと空間の泡をめぐって;物質は数えられるか—リンゴとミカンのあいだの問題;量子は任意な時間系を選ぶ—ネコ時計、物理学者時計;「崩壊」がなぜ「力」なのか?—閉じ込め理論の意味するもの;物理学者の脇見—何気なくやってくる「漸近的自由」;クォークの将来—「閉じ込め」は可能か;見える対称性、見えない対称性—「宴」の余韻のなかで)
- 東京‐大阪‐プリンストン‐シカゴ 素粒子物理学者の飛跡—南部陽一郎インタビュー
「BOOKデータベース」 より