書誌事項

王朝の恋の手紙たち

川村裕子著

(角川選書, 438)

角川学芸出版 , 角川グループパブリッシング (発売), 2009.1

タイトル読み

オウチョウ ノ コイ ノ テガミ タチ

大学図書館所蔵 件 / 111

この図書・雑誌をさがす

内容説明・目次

内容説明

王朝に生きた人々は、私たちとは比べものにならないくらい多くの手紙を綴っていた。紙や文字に細心の配慮をし、内容にふさわしい植物の枝に付けて文を送るような工夫も凝らす。心待ちにしている返事がなかなか届かなければ不安にかられ、素早く返信をもらえば幸福感に包まれる。一方、途中で盗み読まれたり、間違った相手に届くといった危険も多く、それを防ぐ手立ても必要とされた。王朝人にとっての手紙の意味を『蜻蛉日記』『源氏物語』など古典の名作から探る。

目次

  • 第1章 王朝の危険な手紙たち
  • 第2章 手紙を運ぶ人たち
  • 第3章 王朝手紙の作法入門
  • 第4章 手紙の作成機器
  • 第5章 王朝の恋文技術
  • 第6章 王朝の遠距離手紙
  • 第7章 手紙の華麗な装飾
  • 第8章 手紙の時間と命

「BOOKデータベース」 より

関連文献: 1件中  1-1を表示

詳細情報

ページトップへ