植民地期朝鮮の知識人と民衆 : 植民地近代性論批判

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植民地期朝鮮の知識人と民衆 : 植民地近代性論批判

趙景達著

有志舎, 2008.12

タイトル読み

ショクミンチキ チョウセン ノ チシキジン ト ミンシュウ : ショクミンチ キンダイセイロン ヒハン

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内容説明・目次

内容説明

「日本植民地期の朝鮮では、植民地権力のヘゲモニーのもとで人々の同意・協力が形成され、規律訓練化により、多くの人々が“近代”を内面化していた」。このような“植民地近代性論”は果たして有効なのか?その声を容易に残さない民衆の姿や生き様について、様々な史料を駆使しつつ、また知識人が残した記録・言説を批判的に読み解く中で明らかにし、新たな植民地近代像を提示する。

目次

  • 第1章 植民地近代性論批判
  • 第2章 朝鮮人懶惰論の形成
  • 第3章 朝鮮人の労働観とその植民地的展開
  • 第4章 異端と民衆の排除—天道教の事例から
  • 第5章 民衆の暴力と公論
  • 第6章 農村振興運動と民衆
  • 第7章 日本帝国の膨張と知識人
  • 第8章 戦時動員体制と民衆
  • 第9章 在日朝鮮人にとっての民族と生活
  • 第10章 解放直後の在日朝鮮人

「BOOKデータベース」 より

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