寿命論 : 細胞から「生命」を考える

書誌事項

寿命論 : 細胞から「生命」を考える

高木由臣著

(NHKブックス, 1128)

日本放送出版協会, 2009.1

タイトル別名

寿命論 : 細胞から生命を考える

タイトル読み

ジュミョウロン : サイボウ カラ「セイメイ」オ カンガエル

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注記

参考文献: p239-247

内容説明・目次

内容説明

なぜ「寿命」という決められた死が存在するのか。じつは寿命は原初の生命には存在せず、有性生殖の誕生と共に生まれたものである。遺伝子の働きからタンパク質の生滅、細胞器官の挙動までゆらぎを孕む生命システムのメカニズムを明らかにし、ゾウリムシからヒトまでの寿命の法則を吟味することで、生物の多様な生と死の姿を描き出す。原核細胞から真核細胞へという進化のドラマを追い「死」を取り込んだ生命の進化戦略に迫る渾身の生命論。

目次

  • 第1章 寿命にはさまざまな形がある(動物の寿命・植物の寿命;個体の寿命・細胞の寿命 ほか)
  • 第2章 寿命と遺伝子の関係を探る(生命表と生存曲線;遺伝子で寿命はどう変わる ほか)
  • 第3章 「寿命の法則」を考える(有性生殖はなぜ寿命の始点となるか;時間・体重・エネルギー消費量 ほか)
  • 第4章 寿命の進化をたどる(細胞進化の方向性;原核細胞から真核細胞へ ほか)
  • 終章 寿命から「生命」を考える(寿命とは何か;寿命とは抑制系の進化である)

「BOOKデータベース」 より

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