和泉式部幻想
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和泉式部幻想
岩波書店, 2009.1
- タイトル読み
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イズミシキブ ゲンソウ
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注記
主要参考文献: p275-278
内容説明・目次
内容説明
小野小町、紫式部、赤染衛門とならんで王朝女流文学を代表する歌人、和泉式部。「永遠の恋の彷徨者」といわれる和泉式部の和歌を、プラトンに称えられた古代ギリシアのサッフォー、「ローヌのサッフォー」とよばれたフランスのルイーズ・ラベ、「夢をはらむ孤独者」といわれるアメリカの詩人エミリ・ディキンソンなど、古今東西の女性詩人の作品と比較しながら論じる古典エッセイ。詩的想像力、ことばの美しさ、内面把握の深さから、和泉式部を世界文学の中の最高の女性詩人と位置づける。
目次
- 恋・うかれ女
- 恋・待つ女
- 愛欲
- 未練・夫道貞への思い
- 勘当・父と娘
- あくがれる魂
- 夢の歌
- 喪失・帥宮挽歌群(1)
- 悲嘆・帥宮挽歌群(2)
- 涙・泣く女
- 母と娘・小式部哀傷歌
- 手ごわい女
- 思惟の力
- 憂き身と憂き世
- 死を見つめる眼
「BOOKデータベース」 より